見つけた時に、春の訪れを知り 心躍るもの、
そして それを手にした時に、思わず愛おしくなるもの、
それは、なんでしょう、、、。
それは、今年は 1月のお野菜ボックスに 3粒だけ ちょこんと 一番上に置かれていました。
自然農法を営む 沼津の高橋さん から 送られてきたものです。
「わ~っ、まだこんなに寒いのに 春が待ちきれずに顔を出したんだ!」と ちょっとドキドキした瞬間でした。
それから数日後、近所で 無農薬野菜を作っている宮寺さん が、見つけたからと、一粒だけ わざわざ 家まで持って来て下さいました。
まるで、生まれたばかりの赤ちゃんのようでした。
自然を身近に感じながら生活している人だったら、それが何か すぐおわかりだと思います。
ふきのとうです。
これからの季節には もっとたくさん生まれてきますから、手に入りやすくなりますね。
ふうきのとうで 私がよく作るもの それは、ふきのとう味噌です。
きょうは、そのレシピを ご紹介しま~す。
ご飯と一緒に食べるだけではなくて、いろんな料理に活用できる 春ならではの、おいしくて便利な常備菜です。
材料
ふきのとう 100g 味噌 70g
みりん 大さじ1 米飴 大さじ1
ごま油 大さじ1
作り方
- 味噌、みりん、米飴を 混ぜあわせておく。
- 切ったふきのとうを すぐ炒められるように 鍋とごま油を 準備しておく。
- ふきのとうは、黒ずんでいる部分があれば 切りとってから、みじん切りにする。
- すぐに ごま油で 5分ほど炒める。 (火が回ったら 弱火にします。)
- 合わせておいた調味料を加え、練るようにして さらに炒める。 (焦げそうになったら、少し水を加えてもいいです。)
- なめらかに 一様になったら できあがり。
ポイント
- ふきのとうをお湯で湯がいて アクを取る方法もあるようですが、この方法だと ふきのとうの持ち味が減ってしまうので、私は すぐ炒めます。 炒める段階で アクは飛んでいきますから、この工程は 大事にしてくださいね。
- 味噌は、米味噌、豆味噌、麦みそ、白みそ、どれを使ってもいいです。 私は 毎回違う味噌を使って、違いを楽しみます。
- 米飴がない場合は 省略してもいいですし、甘みが欲しければ、ちょっとだけ、甜菜糖を加えてみて下さい。
私は、このふきのとう味噌、手作りパンと一緒に食べるのが 好きです。

これは、北海道の春ゆたかという小麦粉で作った フォッカチア風パンに オリーブオイルと一緒に塗って焼いたものです! 夢心地のおいしさです!!
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これは 茹でたヒヨコ豆と和えて、全粒粉入りパンをトーストして その上に のせたものです。
(ヒヨコ豆ではなくて、大豆で作ってもおいしいので、大豆で作ることの方が多いです。)
これも、たまらなくおいしいです!! それに 見た目もおしゃれですよね。
パンだけではなくて、スパゲッティと和えても おいしいし、おにぎりに塗って、焼きおにぎりにするのも お勧めです!
焼きうどんにしても おいしいかもしれませんね。
HAPPY COOKING !