
柚子も盛りが過ぎてきたようで、あざやかだった黄色い果実も、その輝きを失ってきています。
そんな姿を見るのは ちょっと切ないですが、それが 季節の移ろいというものですね、、、。
お料理にフレッシュな柚子を使えるのも そろそろ終わりでしょうか。
なくなってしまわないうちに、柚子料理を楽しむために、今日も、ひとつ 私の好きな柚子料理をご紹介しましょう。
柚子との組み合わせで一番好きな野菜は、大根です。
以前、風邪予防にいいと言われている ”柚子大根”のレシピを ご紹介しましたが、
今回は、飲むのではなくて、食べる “柚子大根”です。
冬の大根は、みずみずしくておいしいですし、余計な脂肪を分解する力が強い 本当にありがたいお野菜です。
冬の間は、食べたものが、脂肪になって体にたまりやすいですから、それこそ、毎食、大根を食べていれば、脂肪が不要に蓄積されることもなく 新陳代謝が 行われているような気がします。
大根は、熱を下げる作用もあります。
マクロビオティックでは、大根おろしと三年番茶と良質なお醤油を組み合わせて “大根湯”(だいこんとう)という名の お手当てとして よく使われます。
今日、ご紹介するこの柚子大根、おいしくて、食べ始めたら 止まらないくらいです。
今のうちに 旬の柚子と大根を使って 是非、是非、お試しを、、、。
材料
大根 400g 塩 小さじ1/2
柚子の皮 1個分 昆布 少々
タカノツメ 1本
柚子の絞り汁 大さじ1~2 米酢 大さじ2
甜菜糖シロップ 大さじ2 塩 小さじ1/2
作り方
- 柚子の絞り汁、米酢、甜菜糖シロップ、塩小さじ1/2を よく混ぜ合わせておく。
- 柚子の皮は 包丁で そいでおく。 昆布は薄い千切り(はさみで)、タカノツメは、種を取り除いてから、輪切りにしておく。
- 大根は、薄い いちょう切りにしてから、塩をもみこみ、10分ほどおく、
- 両手で大根を押さえ、水分を絞りだす。
- 準備しておいた漬け汁に 大根、昆布、タカノツメ を入れて、よく混ぜ合わせる。
甜菜糖シロップの作り方
甜菜糖の半量の水と甜菜糖を鍋に入れて、甜菜糖を煮溶かし 一煮立ちさせる。 たくさん作ってとっておく時は、柚子かレモンの汁を 少し絞って混ぜておく。 (こうすると、かたまらない。)
ポイント
- 大根はしっかりと絞って、水分をぬくと、シャキシャキした 歯ざわりになります。
- 1日おいてから食べた方が、味がしみておいしいです。
- 甜菜糖シロップの代わりに、アガベシロップを使うと、より白い仕上がりになります。
HAPPY COOKING !