玄米との相性がいい ひじきは、海藻の中でも 最も 陽性であると 言われています。
栄養学的に見ると、他の海藻に比べても、カルシウム、鉄分が 一段と多く、カルシウムは牛乳の12倍、鉄分は 鶏レバーの7倍だそうです。
マクロビオティック料理では、ひじきを よく使います。
栄養素から 判断して ミネラルが豊富だからというような理由で、頻繁に食べるわけではありません。
血を濃く、きれいにしてくれる、体を温めてくれる、妊婦さんの体にいい影響を及ぼす というようなことを 長い経験から 日本人は知っていたのです。
特に、 「ひじき蓮根」 は、共に 非常に生命力の強い、ひじき と レンコンの組み合わせで、病弱な人には、お勧めの お料理です。
ひじき蓮根ではありませんが、今日は、人参や油揚げと いっしょに煮込んだ、ひじき煮のレシピを ご紹介しましょう。
一般的な ひじき煮のように、おさとう や みりん などの調味料は 入れずに、しょうゆのみで、 味付けする 調理法です。
玄米と いっしょに食べると、おいしくってたまらない、ひじき煮の レシピをご覧になりたい方は、次のページへお進みください。
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材料 (4人分)
ひじき 20g 人参 50g 油揚げ 1/2枚
ごま油 小さじ1 しょうゆ 大さじ1
作り方
- ひじきは 洗ってから、水につけ、柔らかくなったら ざるにあげておく。
- 油揚げは、熱湯をかけて 油抜きしてから 2mmくらいの 千切りにしておく。
- 人参は 2mmくらいの 千切りにして、少量の塩を 揉みこんでおく。
- 鍋に ごま油を 回しいれ、ひじきを 炒める。 磯臭さが あまり感じられなくなったら、油揚げを加えて、さらに炒める。
- ひじきと油揚げが ひたひたに 隠れるくらいの水を 加える。
- 沸騰してきたら、ふたをして、弱火で、10分ほど煮る。
- 分量のしょうゆの1/3(小さじ1)を 加え、さらに5分煮る。
- これを あと2回繰り返す。
- 最後の時に、人参を加え、ふたを開けて、水分を飛ばすようにして、仕上げる。
ポイント
- しょうゆは、何回かに分けて入れて、味を少しづつ含ませていきます。
- 人参は 鮮やかなオレンジ色を残すために、後から、混ぜ込みます。
Happy Cooking !!