
6月のマクロビオティックワンデーレッスンのメインディッシュ、Nasi Lemak(ナシレマ)です。
シンガポールでは、朝ごはんとしてポピュラーなマレー系のお料理です。
わたしは、Nasi Lemakが、大好きで、ホーカーセンターと呼ばれる屋台のようなお店がたくさん入った食堂で、あるいは 家で 自分で作って よく食べていました。
ナシレマは 本来はとってもシンプルなお料理です。
ココナッツミルクで炊いたご飯の上に、サンバルブラチャンと呼ばれるチリソース、イカンビリと呼ばれるいりこのような小魚とピーナッツをフライしたもの、それにきゅうりとトマトのスライスがのっていて、バナナの葉にくるまれて売られています。
でも、そのお店によって 具はさまざまで、ホテルで出しているナシレマには、鶏の唐揚げ、オムレツまでついていたりします。
わたしにとって、ナシレマのおいしさのポイントは、ココナッツご飯のご飯の炊き方とココナッツミルクの濃さ(あんまり濃いと しつこすぎてイヤ)、それと、イカンビリとピーナッツのクリスピーさでした。
具は少ない方がよかったな、、、。
でも、ローカルの人にとっては、サンバルブラチャンの出来具合が一番気になるようでした。
具は何もなくても、サンバルブラチャンは欠かせないと言います。
サンバルブラチャンは唐辛子、にんにく、生姜、その他、ガランガやターメリック(粉末ではなくてフレッシュなもの)など、日本ではなかなか手に入らないスパイス野菜をすりつぶして作ります。
それぞれの家庭、お店によって、その配合が異なり、個性が出るサンバルブラチャンなのです。
料理教室では、このナシレマを 日本で身近に手に入る材料を使って、マクロビオティック風にアレンジして、お教えします。
ココナッツミルクを使うので、いつものお料理より、多少、カロリーの高いお料理となりますが、ココナッツがお好きな方だったら、おいしい!と思っていただけるはずです。
それに、6月に入れば、湿気も多くなり、シンガポールと同じような気候になりますから、南国料理を食べるには、ちょうどいい季節です。
他に、ピリリと辛いエスニック風ドレッシングソースでいただく、野菜サラダと サゴ入り南国風しるこを ご紹介します。
詳細は、オリジナルホームページ、あるいは 料理検索ガイド、クスパのサイトから どうぞ。