先日秩父の「たべものや月のうさぎ」さんの後に、ほど近くにある「カフェあまんゆ」さんにも寄ってみました。
「あまんゆ」の店主、尾崎さんは20年ほど前に初めて奄美の島々を訪れて、奄美の虜になりました。 それ以来、いろいろな形で奄美のよさを発信していく活動を続け、今年の4月に念願の 「カフェあまんゆ」をオープンしたのだそうです。
尾崎さんの息子さんと私の息子は同じ学校に通っています。 学校で行われた大バザールで、尾崎さんは奄美の泥染めや食品類を出店、私はピタパンを出店して、そこで知り合った仲です。 秩父が好きな私は近いうちに行きますねと言いながら、そのうち奄美の豪雨とその被災、尾崎さんもさぞかし心配していらっしゃるだろうなと思いながら、機会を逃してしまいました。
お話を伺うと、まだ避難所にいる方もいて復旧は終わっていないものの観光で回るようなところはもう大丈夫との事です。 早く復旧が進んで、島の人々に以前の生活が戻ってくるといいですね。
「あまんゆ」は、奄美の物でいっぱい、魅力的なものがたくさんありましたよ。
泥染めは落ち着いてシックな感じ、パパイヤやグアバの乾物やジャム、豆菓子も一般的に売られているものではないので、目移りしてしまいました。 その中に徳之島原料100%で無農薬のドラゴンフルーツジャムを発見! シンガポールに住んでいる頃、私の朝食は毎日トロピカルフルーツの盛り合わせでドラゴンフルーツもよく食べていましたので、なんかとってもなつかしくなり、さっそく買うことにしました。
そのほかにソテツの実で作った味噌を練りこんであるというソテツパイ、喜界島産のそら豆と胡麻でできているスナック豆、「まみっからー」も買ってみました。
お菓子類に 白砂糖は使われていなくて、名産の黒糖が使われているのも嬉しいですね。
私は奄美のことはほとんど知らなかったので、これからは、「奄美」という言葉を聞いたときに、もっと親近感を持って接することができそうです。

飲み物を準備している尾崎さん、いろんなコーヒー豆がおいてあります。
注文した紅茶生姜湯。 ピリッと生姜がきいていて、おいしかったです。
「ふくらかん」という黒糖蒸しパンは、モチモチ食感がいい感じ、 蓬もちはよもぎがしっかり入っているのと、黒糖を使っているのとで、色が真っ黒。 どちらもおいしかったです。