去年、近くの「新しき村」で たわわに実った 桑の実を 見つけた時は、小躍りしたものです。
桑の実は、見たことがなかったので、それを摘んで食べるのも 生まれて 初めての経験でした。
桑の実は 英語では ”Mulberry" だそうです。
”♪♪Here we go round the mulberry bush, the melberry bush,the mulberry bush ♪♪" という歌があって、いつもこの歌を歌いながら、”Mulberry"って どんなベリーなんだろうと 思ったものです。
私にとっては幻のような ”桑の実” と ”Mulberry" でしたが、ここでは、今の時期 散歩すれば、あちこちで 見かけます。
ツブツブに黒光りする実を見上げると、思わず摘みたくなってしまうのを、今年は がまんしていましたが、先日、清流青空マーケットが終わってから、他の人が 摘んでいるのを見て、思わず 私も摘み始めました。
子供たちも集まってきて、果ては 大きなブルーシートを出してきた人がいて、みんなで、大きな木を ゆすったり、長い枝を探してきては 手では届かない高いところにある枝を 揺り動かしてたりして、桑の実拾い大会になりました。
子供たちと はしゃぎながらした 桑の実拾い、とっても楽しいひと時でした。
家に帰って来てからは ひと仕事です。
せっかく取ってきた桑の実ですから、新鮮なうちに ジャムにしてしまいたいですからね、、、。
山積みになっている他の仕事を ちょっと気にしながら、せっせと軸取りです。
ということで、今日は、私流、桑の実ジャムのレシピを 書き留めます。
甘味料の量は、20%だけなので、ジャムというよりは、ソースのようなレシピです。
材料
桑の実 500g(軸を取ってからの重さ) てんさい糖 100g
塩 小さじ1/4 レモンの絞り汁 1/2個分
作り方
- 桑の実は、実がこわれないように 優しく洗ってから、軸を取る。( バラバラになってもいいので、片手で 軸から 実を引き離す感じで、取ります。)
- 総量を量ってから、ホーロー鍋に入れて、その20%の甘味料を入れて 混ぜ、そのまま30分ほど 放置しておく。
- 30分後、火にかけ、弱火で 20分くらい煮る。 アクが出たら、その都度、取り除くこと。
- 最後に、塩を加えて 混ぜ、ふたをして 冷めるまで 放置しておく。
- 冷めたら、絞ったレモン汁を加え、容器に移す。
- パンやパンケーキと一緒に食べたり、豆乳プリンの上にかけたり、ケーキやパンの生地に混ぜ込んだりして 召し上がれ!
ポイント
- お塩を入れると、味がしまり 甘みも増します。
- レモン汁を入れると、酸味が加わり、いっそうおいしくなります。
- 保存は、瓶保存もいいですが、私は 小さな袋に小分けして入れて、冷凍保存しておきます。
豆乳とミキサーにかけて、スムージーにしたり、真夏には かき氷にかけて食べても おいしいと思いますよ!
HAPPY COOKING !