人参が どんどんおいしくなってきました。
オレンジ色の色も 鮮やかになり、緑の葉とのコントラストが 映えます。
マクロビオティックでは ”一物全体” と言って、その言葉は すべてのものは、そのもの すべてがあって、それを構成しているのであって その中から 一部を取り出したり、分けてしまっては、バランスが崩れ、その本質を失ってしまう というような意味合いを持っています。
人参も然りで、皮も葉もあって 人参が存在しています。
ですから、葉付きの人参が手に入った時は 決して捨てたりせずに、葉もいただきます。
何よりも 人参の葉、おいしいですからね!
私は、たいてい、葉の部分は 摘んで茹でてから 細かく刻んで お浸しにし、
茎の部分は 玉ねぎと一緒に じっくりと炒めて、野菜ブイヨンのもとにします。
今日は、人参のと身と葉を 両方使う お~いしいレシピを ご紹介しま~す。
材料
人参 1本(100gくらい) 塩 少々
水 大さじ2
人参の葉 1本分 塩麹 小さじ1~2
作り方
- 人参の葉は、茎から つまんでおく。 熱湯に塩少々を入れて、さっと湯がく。 冷水にとりあげ すぐ取り出して 水気を絞り、葉をみじん切りにする。
- 人参は 適当な大きさに切って、塩を手ですりこみ、5分くらいおく。 鍋を温めて、そこに人参を入れ、炒る。 汗をかいていた人参が 白っぽくなったら 水大さじ2くらい入れて すぐ ふたをする。 (蒸気が出るのでやけどに注意!) 柔らかくなるまで蒸し煮する。
- 1の人参の葉と2の人参、塩麹を 和える。
ポイント
- おいしい人参の蒸し煮を作るコツは、第一に 本物のお塩を使うことです。 本物のお塩とは、海水を天日で干して作ったもの、あるいは、天日で干した後、平釜で煮詰めたものです。 お勧めは ”海の精” です。
- もう一つのコツは、最後に水分を しっかり飛ばすことです。
- 塩麹の量は、お使いの塩麹の塩辛さで 調整してください。(塩麹の塩も 本物の塩で作るか、購入する場合は どんな塩を使っているか しっかり確認してから 求めましょう。)
HAPPY COOKING !