今年最後のシンガポール料理は、 "Roti Prata ロティプラタ" です。
"Roti Prata ロティプラタ", 日本では、インド料理好きな方でも、知っている人は あまりいないようです。
一言でいえば、「パイのようなパン」かな?
普通は、辛いカレーにつけながら 食べます。
(でも うちの子供たちは、お砂糖につけて食べるのが 大好きでした。)
シンガポールでは "Roti Prata ロティプラタ" は、ナンよりも ずっと庶民的てポピュラーな パンです。
ホーカーセンター(フードコート)に 行くと、そのストールには たいてい 人が並んでいます。
プラタマンが、その場で それは見事な手さばきで ロティプラタの生地を うす~い1枚の生地に変身させ、それを 折りたたんで 鉄板で焼き上げます。
焼きあがるのを待って、人々は それを買っていくので、行列ができるわけです。
そんなシーンを日常的に見ているシンガポールの住人でさえ、プラタマンが おまんじゅうの様に丸い生地を 薄いシートに変形させてしまう作業を見るのは、おもしろいものです。
"Roti Prata ロティプラタ"は、シンガポールでは、買って食べるものなので、プラタマン以外で それを作れる人は 滅多にいません。
ですから、私が "Roti Prata ロティプラタ"を 作るようになったのは 日本に帰って来てからです。
プラタマンのように、空中で回転させてのばしていくやり方は、いまだにできませんが、違うやり方で、"Roti Prata ロティプラタ"を 成形していく方法に たどりつくことができました。
というわけで、きっと、日本では、"Roti Prata ロティプラタ"を 今現在 教えられるのは もしかしたら、
私だけかも、、、、、です。
"Roti Prata ロティプラタ" の他に、9月の料理教室でお教えするお料理を ご紹介しましょう、、、。
「野菜カレー」です。
"Roti Prata ロティプラタ" は、あまり具が入っていない液体状のカレーといっしょに出てきて、それをつけて食べるのですが、Kurina version は、日本の野菜を たっぷり入れます。
夏野菜が終わってしまわないうちに、まだ旬が続いている 茄子、オクラ、トマトなど、入れる予定です。
残念ながら 安心して使えるフレッシュなハーブ類は手に入らないので、正直なところ、本場同様の味にはならないかと思います。
でも、日本で手に入るいい材料で、それなりに本格的な野菜カレーに仕上げますよ!
「トマトときゅうりのライタ」です。
ヨーグルトで和えるサラダを "Raita ライタ" と 言います。
乳製品は使用しないマクロビオティックですので、一般のヨーグルトではなく 豆乳ヨーグルトを使います。
簡単にできて、さっぱりしているので カレーのお伴にぴったりです。
トロピカルフルーツのプリンです。
写真は、マンゴプリンですが、パイナップルかバナナのプリンになるかもしれません。
一般的には、牛乳や生クリームを使うプリンですが、こちらも それらなしで作る、体に優しい
さっぱりとした味わいの デザートです。
レッスン日や時間の詳細は、ホームページ と 料理教室検索ガイドクスパ から ご覧くださいね。
9月は、早い時期に行いますので、ご予約はお早めに、、、。