野菜の煮込みに、クスクスを添えたお料理です。
これは、1月にワンデーレッスンでお教えする モロッコ料理の中の一品です。
モロッコ人の料理の先生に習ったお料理を マクロビオティック風にアレンジしてのご紹介です。
モロッコには行ったことがないので、モロッコの国のお料理全般がそうなのか、その先生のお料理がそうなのかはわからないのですが、私が何度か通って感じたのは、モロッコ料理は、比較的に さっぱりしていて、体への負担が少なそうだということです。
豆類、粉類、オリーブオイル、レモン、パセリの葉を 多用し、お肉や乳製品の使用は少なめです。
食事にはパンや、麺類が欠かせないのですが、すべて粉からの手作りというのも 私には 魅力的です。
今回のレッスンでは スパゲッティのような乾燥クスクスを 使用してしまいますが、私が実際に習った時は、セモリナ粉から、作るところから始まりました。
セモリナ粉を 粒々に変形させていくその行程は、 新生児の赤ちゃんを扱うような丁寧さで、時間をかけて行われます。
本来のお料理は、時間がかけられているものであって、そんな時間の中に、おいしさが凝結されるんだと 思っている私は こういうお料理を習うのが 大好きです。
と言いながら、乾燥クスクスを使ってしまうのですが、この乾燥クスクスの 調理の仕方にも、それなりの手順があります。
この手順を知っていると、パーッケージの裏に書かれている作り方や、他のレシピに出てくるように、ただ、蒸すよりも、ずっとふっくらとおいしく炊けます。
私のレッスンでは、そんな炊き方を ご伝授したいと思っています。
他には、レンズ豆のポタージュスープ、 レモン風味のドーナッツもお教えします。
モロッコ料理のちょっと気になる点は、デザートも、食後に飲むハーブティーも 極端に甘いことです。
ですから、ドーナッツは、甘さをかなり押さえて、アレンジしてみました。
レモンの酸味と、コリコリのアーモンドが アクセントになって とってもおいしいですよ!
レッスンには入っていませんが、ライ麦をたっぷり入れて作るライ麦パンと、お食後のミントティーも おつけします。
お料理の写真とレッスンの詳細は、オリジナルホームページ、あるいは、料理教室検索ガイド クスパから ご覧いただけます。