私は 庭で、小さな家庭菜園をしています。
今年の夏は、大根、じゃがいも、きゅうり、トマト、ゴーヤ、オクラ、とうもろこしが 成長しています。
でも、どれも、数苗でなので、収穫量も少なくて、
毎日、一粒、二粒のトマト、きゅうりやゴーヤは、一週間に一本、取れる程度です。
数日前も、二粒のミニトマトと アルファベットの "C" のような形をした
一本のきゅうりを そのまま食卓に出して、 「今日は、うちのお野菜だからね。」 と
息子と 分け合って食べました。
私にとっては、とっても貴重なお野菜で、農家さんから分けていただくお野菜よりも、おいしく感じられるから不思議です。
(息子も、そんな貧弱な野菜を ばかにせず、食べてくれるのが嬉しいです、、、。)
夏野菜は、待ったを言わず、どんどん成長するので、
たくさん育てている方や農家さんは、どんどん収穫していかなえればならないようです。
おかげで、夏の間は、私もお野菜をいただく機会が増えます。
決して無駄にはしたくないとの思いもあるので、いろいろと 工夫して食べきるようにしています。
夏野菜は 生のまま 大量に食べると 体を冷やし過ぎてしまいます
から、たくさんの夏野菜を料理するときは、陽性化するような調理法で
作ります。
その方法のひとつとして、「野菜を乾燥させる。」 という方法があります。
適当に切った野菜を お日様の下に置いておくだけです。
水分が蒸発して、その野菜の旨みが凝縮されますし、栄養価も上がります。
今日は、そんな風にして 半乾燥させた野菜をのせた トーストのレシピを ご紹介しましょう、、、。
材料(パン1枚分)
トマト 1個 茄子 1個
さやいんげん 2本 たまねぎ 1/4個
とうもろこし 大さじ2 塩 適量
パン 1枚 オリーブオイル 小さじ1
にんにく 1/4個
作り方
- 野菜は 適当な大きさに切る。 トマトの種は、取り除く。
- ざるに、切った野菜を広げ、お日様の下においておく。 (その時の、日差しの強さによって、乾燥に要する時間は大きく変わりますが、めやすとして、2~3時間で、半乾燥状態になります。)
- パンにオリーブオイルと 刻んだにんにくをぬり、その上に、乾燥させた野菜をのせ 塩とオリーブオイルを かける。
- トースターで焼く。
* 写真を撮ったときには、作ったバジルソースがあったので それをパンに塗ってあります。
もし バジルソース、トマトソースなどあったら、それをぬって野菜を置いてもおいしいですよ!
ポイント
- 野菜は、この他、ズッキーニ、ゴーヤなど その時にある野菜を使ってください。
- ローズマリーなどのハーブがあれば のせて 焼くと よりおいしくなります。
- オリーブオイルは、上質なエキストラバージンを、塩は ミネラルのバランスが取れた自然塩を 使ってくださいね。 シンプルな味付けですから、このふたつの質が 劣ると、できたトーストの 味も イマイチになってしまいます。
- 夏の間、つぶしにんにくを入れたオリーブオイルを用意しておくと便利です。オリーブオイルに にんにくの香りが移るので、いちいち、にんにくを刻む必要がなくなります。
- パンは固めのパンを使った方が、よりおいしいかと思います。 (写真のパンは、梅ジュースを発酵させて作った酵母で 膨らませた私の手作りパンです。)
野菜は、何日かかけて、しっかり乾燥させて、保存ビンに入れておくと、1年でも 持ちますよ!
私は、そのお野菜を水に戻して使ったり、オリーブオイルにつけておいて、パンにのせてトーストしたりして食べています。
Happy Cooking !