前に住んでいた方はお花がお好きだったようで、椿、蔓バラ、菖蒲、ツツジ、そして私が名前を知らないようなお花も次々と咲いて目を和ませてくれています。
でも花より団子ならぬ、花より野菜の私はこの庭を家庭菜園畑に変えているところです。
家庭菜園には憧れていましたが、実際自分で野菜を育てるのは初めての経験で、友人に相談したり、小川町の金子美登さんの有機・無農薬でできるはじめての家庭菜園―安全でおいしい野菜をつくろう! と西村和夫さんのおいしく育てる 菜園づくりコツの科学 を読みながら、野菜作りに挑戦しているところです。
引っ越し早々、友人が大根の種を撒いてくれたのですが、その種が見事に成長して先月は大きな大根が収穫できました。 最初に抜き取って、すぐお料理できた時の満足感といったらありません!
大根は、体にたまった余分な脂や古塩を溶かしてくれると言いますから、毎日の料理に欠かせません。 青みが足りない時には、庭に出て大根の葉をちょっとつまんで、お料理に添えることもできます。
そんな大根も もう終わってしまいましたが、今は、いびつな形をしたきゅうりが収穫できるようになってきました。 形はいびつでも、自分の子供のような親愛感がありますし、取れたてですから、とてもおいしく感じられます。
ぬか付けにしたり、甘酢につけたり、いろいろなドレッシングを作って和えたりして楽しんでいますが、今日は私が一番よく作る超簡単なきゅうりの胡麻和えをご紹介します。
きゅうりの胡麻和え
材料
きゅうり1本、塩小さじ1/4、金胡麻 あるいは 白胡麻 大さじ1、 しょうゆ小さじ1/4
作り方
- きゅうりは薄い輪切りにして、塩をもみこんで5分くらいおく。
- 水分が出てきたら、手でぎゅっと搾り出す。
- よく煎った胡麻をすり鉢ですって、きゅうり,しょうゆと和える。
とっても簡単でしょ?
でもコツがあります。 簡単なお料理ほど、コツを逃すとおいしさが激減してしまいますので、このコツをしっかりおさえる事が大事です。
コツ
- きゅうりは薄切りにすること。厚いと歯ごたえが悪くなります。
- 胡麻はよく煎ること。 よく煎らないとよく擂れてくれませんし、擂っている時に、芳香も漂わないし、食べてもおいしくありません。 煎り胡麻として売られているものを使う時は、封を切ってしばらく時間がたった場合はもう一度煎りなおすといいです。 すり胡麻として売られているものは、それこそ時間が経過すると、酸化が進み、新鮮さもないので、お勧めしません。
この二つを押さえれば、お~いしいきゅうりの胡麻和えができますよ~。
Happy Cooking !